井上病院 病院のご案内 透析治療 健診・人間ドック 交通案内 採用情報
老健ひまわり 老健つくも 在宅サービス 蒼龍会概要
シャント


シャントとは近道とか、あるいはバイパスという意味で、手術によって動脈と静脈をつなぎ、動脈から直接静脈に血液を流すことをいいます。血液透析を行うには、まずシャントを作ります。ふつうは利き腕と反対側の腕に作ります。 シャント


● なぜシャントが必要なの? ●
 

透析を行うためには1分間に約200mlの血液を身体から出して、ダイアライザを通 してきれいになった血液を、再び身体に返すといった方法がとられています。

そのためには静脈では充分な流量がとれないので、血液量の多い動脈から取り出す必要があります。

動脈は静脈と違い、皮膚から深いところにあるので、透析のたびに針を刺すのは難しく困難です。

簡単に十分な量の血液を身体の外に導くためにシャントを作り、皮膚から浅い静脈に動脈の血流を流します。



● シャントの手術 ●
 
  • 手術時間−−約60分(局所麻酔)
  • 安静度−−通院でも手術可能
  • 傷口−−手首近くに数cm
  • 抜糸まで−−約2週間
  • 運動制限−−特になし(打撲しないこと)
  • 流れていることの確認−−聴診器でゴーゴーと音がする。手で触れても流れの振動がわかる
  • 手背のむくみ−−数日で消失
  • 術後の痛み−−1日だけ痛み止めを服用する
  • 親指のしびれ感−−1カ月くらい続くこともある

 



● シャントとうまくつきあうために ●
 

1.内シャントの管理

血流を確かめる習慣をつける
針穴は清潔に保ち、感染を防ぐ
長時間の屈曲、圧迫はさける

こんな時にはすぐに病院に連絡を

◆シャントがつまっている可能性がある場合
ザーザーという音が聞こえない、軽い痛み、いつもと違った感じ、シャントの血管の部分が冷たい、、、など。

◆シャント感染の可能性がある場合
シャント部が赤くはれる、痛い、膿が出る、熱を感じる、など。

◆出血
血流が多いので大出血になります。傷口をしっかり押さえるて、できるだけ早く受診してください

      

2.人工血管移植の管理

自己血管が細くて、どうしても内シャントの手術をすることが困難なとき、代用血管として、人工血管を用います。自己管理は内シャントとほぼ同じです。

特に注意すべき点

  • 内シャントに比べ閉塞しやすい
  • 感染を起こしやすいので、清潔に注意する
  • 出血しないように気をつける

      

3.緊急用ブラッドアクセス(Wルーメン・カテーテル)

ダブル・ルーメン・カテーテル(以下カテーテル)は、緊急に透析をしたいとき、血管が細く内シャントが造れないとき、人工血管を移植したがすぐに針を刺せないとき、などの理由によりカテーテルを体内に留置します。ふつうは、頚静脈や大腿静脈より挿入します。
緊急用ですので、長い期間カテーテルで透析する事はありません。

 



go  home go top go back    
All Rights Reserved, Copyright Soryukai Medical Corporation,1997-2014