風邪の症状と原因
私たちが風邪を引く原因の多くがウイルスの感染によるものです。ウイルスと一言でいっても、風邪ウイルスは200種類以上にものぼります。多くの場合、空気中に飛び散ったウイルスが手に付着したり、吸引したりすることで、体内に侵入し、風邪を引いてしまうのです。一般的に風邪とよばれるものの種類と症状をまとめました。
鼻風邪
症状:くしゃみ、鼻水、微熱
ウイルスの種類:ライノウイルス、パラインフルエンザウィルス
ウイルス性咽頭炎
症状:のどの痛み、食欲不振、発熱、頭痛
ウイルスの種類:アデノウイルス
胃腸風邪
症状:胃腸の痛み、嘔吐、下痢、食欲不振、胃腸の不快感
ウイルスの種類:アデノウイルス、ノロウイルス、ロタウイルス
肺炎
症状:せき込む、胸の痛み
ウイルスの種類:インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルスなど
風邪に役立つ乳酸菌の選び方
風邪を予防するためには、免疫力を高めることが大切です。
乳酸菌には数多くの種類がありますので、風邪予防に効果がある乳酸菌を選ぶ必要があります。免疫力をアップさせて、風邪予防に効果が期待されている乳酸菌には以下のような種類があります。
乳酸菌1037-R-1
この乳酸菌には、多糖類を多く生産する力があります。多糖類には免疫を高める効果があるため、乳酸菌1037-R-1株を取り入れることで、風邪を引きよせない強い身体を作ることができるのです。
ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株
あの有名なカルピス社が発見した乳酸菌です。免疫機能を強化し、季節に関係なく風邪を引き起こさない身体にしてくれる特徴があります。
ラクトコッカス・ラクティス・JCM850株【プラズマ乳酸菌】
小岩井乳業が研究したことで有名なこの乳酸菌には、体内の免疫を根本から強くする効果があります。また、他の乳酸菌と違って、体内全ての免疫細胞を活性化する力を備えている乳酸菌です。
風邪の予防に効果が期待できる乳酸菌の種類
HK L-137 |
L-137は菌が死んだ後も安定して力を発揮し、他の乳酸菌よりも群を抜いて守る力が強いとされています。 研究結果では、これまでの素材にないほどの守る力が確認されています。 HK L-137は乳酸菌L-137を加熱処理した加熱菌体です。 加熱されて過酷な環境となった乳酸菌L-137は、より守る力がアップすることが確認されました。 生きた乳酸菌のように守る力が弱まったり強くなったり変化することがなく、常に守る力が安定し強い状態がキープされます。 強い力が固定されているので、消化液に負けることなく強い状態を保ったまま腸まで届きます。 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でも、風邪予防の効果が期待できます。 |
ラクトプランL-137 |
ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株 |
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乳酸菌シロタ株は胃液や胆汁などの消化液に負けない特徴があり、生きて腸まで届く乳酸菌です。 実験では、乳酸菌シロタ株を飲用したところ、腸内にもともとすむビフィズス菌が増加し、大腸菌が減るという結果が確認されました。 腸内有害物質であるインディカンが減少することも確認されています。 腸内大腸菌群が減少することも分かっていて、乳酸菌シロタ株は腸内環境を改善するさまざまな働きがあります。 生きて腸まで届くので腸内の悪玉菌の増殖を防ぎ、腸内フローラを整えてくれます。 腸内フローラのバランスが整うと全身のさまざまな不調が改善されます。 病気を予防し健康に役立つ乳酸菌なので、風邪を予防する効果も期待できます。 |
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ヤクルト400 |
ジョア プレーン |
ソフール プレーン |
LGG乳酸菌 |
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LGG乳酸菌は胃酸や胆汁液に負けにくく、生きたまま腸まで届く特徴があります。 腸内のビフィズス菌を増やし、クロストリジウムなどの悪玉菌を減らす働きをします。 便秘が改善され、腸内環境の改善が期待できます。 整腸作用があるほかにも、LGG乳酸菌はアトピー性皮膚炎の予防や、花粉症などのアレルギー症状軽減、インフルエンザウイルス感染症の予防などの働きをすることが明らかになっています。 LGG乳酸菌を用いた動物実験では、インフルエンザの症状を軽減させ、ウイルスの数が減ったという研究結果がでています。 免疫力を向上させることで風邪にかかりにくくなり、風邪にかかっても症状が軽減したと報告もされています。 |
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タカナシヨーグルト おなかへGG! |
タカナシまるっとまるごと 北海道5.0 のむヨーグルト |
ビフィズス菌Bb-12株 |
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Bb-12は強い酸性下でも生存率が高く、生きて腸まで届くビフィズス菌です。胃や消化管は強い酸性となることがあります。一般的なビフィズス菌は胃酸に弱く、ph4.0以下の酸性下では生きることができません。Bb-12は強い酸性であるph2.0という環境でも生存することができ、生きて腸まで届きやすいことが確認されました。一般的なビフィズス菌に比べて腸管細胞に付着しやすく、より効果的な働きをするともいわれています。免疫機能が向上し風邪を予防する効果も期待できます。Bb-12を用いた実験では、牛乳を摂取した場合よりも免疫機能の指標である食細胞活性が高くなり、Bb-12の摂取を止めると元に戻ることが分かりました。 |
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よつ葉 北海道 十勝プレーンヨーグルト 生乳 100 |
新札幌乳業 北海道産生乳と砂糖のみで仕上げた のむヨーグルト |
プラズマ乳酸菌 |
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プラズマ乳酸菌は一般的な乳酸菌のように生きて大腸で働くのではなく、小腸で吸収されて働きます。小腸には免疫細胞があるため、プラズマ乳酸菌が小腸で働くことで、免疫細胞の司令塔であるプラズマサイド樹状細胞が活性化されます。免疫細胞全体の活性化につながり、ウイルス感染細胞が殺傷されウイルスに対する抗体を作ります。咳や熱っぽさなどの風邪やインフルエンザの自覚症状が軽減したことが実験で確認されています。インフルエンザ累積罹患率が低いことが明らかになったほか、プラズマ乳酸菌にはアンチエイジング効果も期待できます。マウスを用いた実験では、プラズマ乳酸菌を与えた結果、老化現象の進行が緩和されることが確認されました。 |
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小岩井 プラズマ乳酸菌ヨーグルト KW乳酸菌プラス |
キリン まもるチカラのサプリ すっきりヨーグルトテイスト |
プロテクト乳酸菌(S-PT84株)ラクトバチルス属ペントーサス種S-PT84株 |
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人間の体は細菌やウイルスが体内に侵入すると、NK細胞が病原体や悪い細胞を攻撃し封じ込めます。Th1細胞は司令官の働きをし、ウイルスや病原体に侵された細胞を確実に殺す細胞を増やします。プロテクト乳酸菌はNK細胞やTh1細胞を活性化し、免疫力を向上させる働きをします。プロテクト乳酸菌を摂取したグループと、摂取しなかったグループを研究した結果、インフルエンザ感染に対する効果も明らかになりました。プロテクト乳酸菌を摂取したグループはインフルエンザの発症率が0%という結果がでたのです。インフルエンザワクチンの効果を高めることも確認されているので、ワクチンを受ける前に摂取することがすすめられています。 |
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サントリー プロディア |
LB81 |
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ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株 LB81乳酸菌はブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株を組み合わせたもので、腸内環境を整え便秘を改善する効果があるとされています。腸のバリア機能を高める抗菌ペプチドの働きを促進し、健康な腸機能を保つ働きが期待できます。腸のバリア機能が低下すると、腸管は病原菌や有害物質の影響を受けやすくなります。サーモフィラス菌1131株が含まれているLB81乳酸菌によって抗菌ペプチドが作られると、腸管は病原菌や有害物質から守られ、腸内フローラのバランスが整えられます。腸内フローラに働きかけるだけでなく、免疫細胞に働きかける作用も確認されています。免疫細胞の恒常性が適正になることで健康への効果も期待できます。 |
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明治ブルガリアヨーグルト |
R-1(OLL1073R-1株) | |
乳酸菌1073R-1株は風邪罹患リスクを下げ、NK細胞を活性化させる効果があるとされています。 |
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明治ヨーグルトR-1 |
明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ |
L-92乳酸菌 | |
L-92乳酸菌は免疫細胞のひとつであるNK細胞を活性化する働きがあります。NK細胞はウイルスや病原菌に感染した細胞を攻撃し封じ込める働きがあるので、L-92乳酸菌を摂取すると風邪やインフルエンザにかかりにくい体が作られます。実験ではL-92乳酸菌を摂取したグループは、摂取しなかったグループと比べて、鼻づまりやせき、のどの痛みや倦怠感などの風邪の症状が軽いという結果がでました。ウイルス陽性率が有意に低いことが明らかになったのです。lgA抗体という物質の唾液中の分泌が増えることも分かっています。lgA抗体はウイルスが体内に侵入するのを防ぐので、風邪やインフルエンザを予防する効果が期待できます。 |
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アレルケア |
カルピス 守る働く乳酸菌 |
ビフィドバクテリウム・アニマリス・亜種ラクティスLKM512株 |
ビフィズス菌のひとつで1997年に発酵乳から発見されました。一般的な乳酸菌とは違い、胃酸によるダメージを受けにくく腸まで届き、大腸で活発に増殖する特徴があります。悪玉菌を減らし善玉菌を増やす働きをし、腸内環境を整えるすぐれた整腸作用に注目されています。腸内に悪玉菌が増えると、毒素や発ガン物質が現れ免疫力を低下させてしまいます。内臓に障害を抱えるようになり、ガンや自己免疫疾患などの病気を引き起こす原因にもなります。ビフィズス菌LKM512株を摂取すると、腸内の悪玉菌の増殖が抑えられるので、さまざまな病気にかかるリスクを下げることができます。免疫力も向上するので風邪の予防改善の効果も期待できます。 |
ビフィズス菌LKM512 |
ビフィズス菌ロンガムBB536 |
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健康な赤ちゃんから発見された、人のおなかにすむビフィズス菌です。一般的なビフィズス菌よりも酸や酸素に負けにくく、生きたまま大腸に届きます。整腸作用のほかにも殺菌作用やアレルギー予防、胃潰瘍性大腸炎を緩和するなど有益な働きをします。葉酸などのビタミンB群を作り、栄養素の吸収を促す働きについても知られ、風邪やインフルエンザに対して感染予防の効果も期待できます。累計30以上の国でサプリメントやヨーグルト、育児用粉ミルクなどに使われ、効果や安全性は世界で認められています。2009年に米国で、一般的に安全と認められたものという意味のFDA認定を取得していて、長年の研究データによっても安全性が確認されています。 |
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ヘルスエイド ビフィーナS |
ビヒダスBB536 |
森永乳業 |
クレモリス菌FC株 |
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楕円形の菌が鎖のようにつながった形状をしていて、EPSを産生する特徴があります。EPSはヨーグルトの発酵中に乳酸菌が産生する物質で、消化液に分解されにくい性質を持ちます。クレモリス菌FC株は、生きたまま腸まで届き有益な働きをします。すぐれた整腸作用があり腸内環境を整え、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が改善されます。腸内の善玉菌を増やすため免疫力が強まり、風邪やインフルエンザなどのウイルス性疾患を予防する効果も期待できます。メタボリックシンドロームの予防改善や、血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防する効果も注目されています。クレモリス菌FC株の有効性は動物や人間の実験において実証されています。 |
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善玉菌のチカラ |
カスピ海ヨーグルト |
KW乳酸菌(KW3110株) | |
KW乳酸菌はアレルギー状態のときに免疫バランスを整えるすぐれた働きが注目されています。人間の体には大切な働きを持つTh1とTh2の免疫細胞があります。アレルギー状態になると、普段は調和良く保たれているTh1とTh2はバランスを崩し、Th2の影響が大きくなります。KW乳酸菌はTh2側に傾いたバランスを正常に戻し、免疫バランスを修正する働きをすることが確認されています。免疫バランスが正常に保たれることで、体質改善効果や健康促進効果が期待できます。免疫力が強化されるので風邪にも役立ちます。KW乳酸菌はアレルギー状態を緩和させるので、アトピー性皮膚炎や花粉症などの症状を和らげる効果が期待できます。 |
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ヤクルト ノアレ〈noale〉 |
小岩井 プラズマ乳酸菌ヨーグルト KW乳酸菌プラス |
ラブレ菌(ラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシス・コアギュランス) | |
漬物から発見された植物由来の乳酸菌で、酸度や塩分の高い過酷な環境下でも生存できる強さを持っています。胃酸に強く生きたまま腸まで届き、しっかり腸内環境を整えます。腸まで届いたラブレ菌はリンパ球が集まる器官を刺激し、インターフェロンαの産生を促します。インターフェロンαがつくられると、ナチュラルキラー細胞と呼ばれるNK細胞が活性化されます。NH細胞はガン細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃し、無害化します。インターフェロンαにも抗ウイルス作用や抗がん作用があるとされています。ラブレ菌を摂取すると免疫力が向上し、有害な細胞や風邪の原因となる病原体が排除されるので、風邪やインフルエンザを予防できます。 |
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植物性乳酸菌ラブレ |
植物性乳酸菌ラブレ プレーン |
カルグルト |
花菜の選べる乳酸菌 |
生命の乳酸菌 |
乳酸菌革命 |
ビフィズス菌SP株(SBT2928) | |
もともと日本人のおなかにすむヒト由来の乳酸菌で、人のおなかと相性が良いのが特徴です。生きたまま腸に届き、長くとどまって有益な働きをします。ビフィズス菌は、1900年にパスツール研究所のティシエ博士により発見された、ヒトの大腸にすむ乳酸菌です。大腸は、小腸で吸収されなかったミネラルや水分を吸収し、便をつくる働きをします。大腸にビフィズス菌が長くとどまると、悪玉菌の増殖は抑えられ善玉菌が増えるので、便秘が改善され免疫力アップにつながります。ビフィズス菌SP株も、腸に届きおなかにとどまる特徴があることが確認されています。ビフィズス菌SP株を摂取して免疫力が向上することで、風邪にかかりにくい体が作られていきます。 |
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ナチュレ恵megumi |
恵megumi |
ロイテリ菌プロデンティス |
プロデンティスは、母乳由来のL.ロイテリ菌から作られました。ロイテリ菌は感染の第一防衛線といえる口内と腸管に生きたまま付着し、腸内の菌質改善をしてくれます。胃酸や胆汁に負けにくく腸まで届くので、腸内環境を整え、腸管免疫を調整する効果が期待できます。人間の腸管は食物の消化や吸収に関わるだけでなく、重要な免疫器官としての役割も果たしています。腸管粘膜は細菌やウイルス、化学物質などの異物に常にさらされていますが、こうした異物から体を守る働きをするのが腸管免疫系です。ロイテリ菌は腸管免疫調整作用があるため、外部の細菌やウイルスから体を守ります。乳児や高齢者でも摂取することができる安全性の高い乳酸菌です。 |
バイオガイア ロイテリ菌 プロデンティス |
ラクトバチルス・ガセリ菌SP株(SBT2055株) |
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日本人由来の乳酸菌で、生きて腸まで届き長くおなかにとどまる特徴があります。8人を対象にして行われた実験では、1000億個のガセリ菌SP株を1日1回、1週間続けて摂取したところ、90日経過した後でも4人の便からガセリ菌SP株が検出されました。ガセリ菌SP株を摂取している間は、便内の腐敗物質の濃度が低くなり、便性の改善も認められました。ガセリ菌SP株は腸に定着し長くとどまることが科学的に確認されています。ガセリ菌SP株は腸に定着して悪玉菌を減少させ善玉菌を増やし、腸内環境を改善します。腸内環境が整えられることで便秘が改善し、免疫力も向上するので、風邪にかかりにくい体がつくられます。 |
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恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト |
恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ |
フェカリス菌FK-23株 |
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ヒト由来のエンテロコッカス・フェカリスという乳酸菌を、加熱処理乳酸菌素材としたのがFK-23です。アレルギー抑制作用や感染防御、抗がん剤副作用軽減など、有益な働きが明らかになっています。加熱処理されたFK-23は、おなかの中にすむさまざまな善玉菌のエサになり、腸内の善玉菌を増やします。FK-23は腸管免疫へのすぐれた働きも認められています。微生物の菌体成分が小腸パイエル板から取り込まれ、免疫細胞を刺激し活性化させる働きが分かっています。一般的な乳酸菌よりも、加熱処理したFK-23は免疫細胞を活性化する働きがすぐれていることが確認されています。全身の健康に役立つ有益な乳酸菌として知られています。 |
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プロテサンB |
美のフローラゼリー |
愛しとーと おなか快調宣言 |
甘くない乳酸菌の白い炭酸水 |
ビフィズス菌JBL05株 (ビフィドバクテリウム・ロンガム・JBL05株) |
ヒトの腸管から分離したビフィズス菌で、菌体外多糖を産生することが明らかになっています。 ビフィズス菌産生多糖が腸管にあるパイエル板免疫調節作用に働きかけることは、研究により示されています。 腸管は食物の消化吸収において重要な働きをしていますが、免疫器官として重要な役割を持っています。 腸管壁にはパイエル板があり、パイエル板領域には主要な免疫細胞が集中しています。 ビフィズス菌JBL05株がパイエル板免疫調節に働きかけることで、腸管免疫の働きは正常に保たれ、病原細菌などが体内に侵入するのを防ぎます。 腸管には体の中でも最大規模の免疫器官が存在するので、腸管免疫の働きが強まることで健康促進効果が期待できます。 |
フェカリス菌EC-12株 | |
ヒトの腸管から分離したエンテロコッカス・フェカリスを加熱殺菌処理し高密度濃縮したのが、フェカリス菌EC-12株です。加熱殺菌洗浄により菌体を高密度に集菌することで、機能性はさらに高まっています。グラムあたり5兆個という高密度であるため、少量でたくさんの菌数を摂取できます。生菌の多くは胃酸の影響を受けて死にますが、EC-12は生菌ではないため胃酸によって菌数が減ることなく安定した働きをします。EC-12は殺菌して濃縮されているので、免疫組織に取り込まれる確率が高いといえます。T細胞やB細胞などの免疫担当細胞に働きかけることで、体内の免疫調節をするので、健康促進効果が期待できます。 |
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久光製薬 乳酸菌 EC-12 |
乳酸菌革命 |
花菜の選べる乳酸菌 |
スマートガネデン乳酸菌 |
生命の乳酸菌 |
フェカリス菌EF-2001株 |
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フェカリス菌はもともと人間の体内に存在している腸内細菌のひとつです。フェカリス菌EF-2001株は、フェカリス菌の働きを最大限にするために加熱殺菌処理が行われています。乳酸球菌に分類され、一般的な乳酸菌と比較すると約5分の1の大きさしかありません。少量でもたくさんの菌を摂取できる特徴があります。EF-2001株は生菌ではないので耐熱特性が強く、安定した働きをします。加熱することで免疫力を高めるBRMという成分を効率的に摂ることができ、免疫力が向上する効果が期待できます。加熱し乾燥菌体になっているので、安全性や保存性はより高まっています。健康を維持するのに役立つ乳酸菌として知られています。 |
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ロイテリ菌プロテクティス |
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ロイテリ菌は母乳から発見されたヒト由来の乳酸菌で、乳児でも摂取できます。ロイテリ菌プロテクティスは世界で最も厳しいといわれる米国FDAの食品安全証明書を取得していて、世界的にも安全性が認められています。アレルギーや免疫疾患のある方も安心して摂取できます。すぐれた整腸作用があるほか、細菌感染症の予防やアレルギー症状の予防などの働きをすることが分かっています。一般的な乳酸菌は胃酸や胆汁に弱く胃で死んでしまいますが、ロイテリ菌は胃酸や胆汁に耐えて腸まで届く特徴があります。腸まで届いた乳酸菌は悪玉菌の増殖を抑え善玉菌を増やすので、腸内環境を改善し健康を促進する働きをします。 |
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OHAYO ロイテリ ヨーグルト |
シールド乳酸菌 M-1(モラック乳酸菌) |
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シールド乳酸菌はシールドという名前の通り、盾のように外部の有害物質から体を守る働きをします。私たちの周りでは多くのウイルスや病原体が存在し、体は常に外部からのダメージにさらされています。さらに毎日たくさんのガン細胞が体内で生まれているといわれています。ダメージから体を守るのが免疫機能ですが、乳酸菌はヒトの免疫機能に大きく働きかけることが分かっています。アレルギー症状の軽減や病原細菌の感染を防ぐ働きが示されていて、免疫機能を調節する働きも分かっています。ヒトの免疫力はストレスや加齢によって低くなり、病気にかかるリスクは高まりますが、シールド乳酸菌を摂取することで免疫力を向上させる効果が期待できます。 |
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カラダ強くするヨーグルト |
森永製菓 たべるマスク |
シールド乳酸菌 M-1 みそ汁 |
ビフィズス菌HN019株 |
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ビフィズス菌HN019株は、ニュージーランドで行われた5年間にわたる研究により発見されました。もっとも幅広くプロバイオティクスの条件を満たすとして、約2000種の菌から選ばれたビフィズス菌です。プロバイオティクスは、腸内フローラのバランスを改善し有益な作用をもたらす生きた微生物と定義されますが、定義の通りHN019株のさまざまな効能が明らかになっています。生きたまま腸に届き腸細胞に付着し、腸内フローラのバランスを整えます。免疫システムに働きかけることも分かっています。マウスにHN019を与えた実験では、強い病原菌を投与しても高い生存率が得られることが分かりました。感染に対する免疫力を高める働きがあります。 |
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カルシウム+鉄 ビフィズス菌HN019のむヨーグルト |
乳マイルドヨーグルト プレーン・加糖 |
アシドフィルス菌LA-5 |
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アシドフィルス菌はもともと人間の体内に存在する乳酸菌のひとつです。熱や酸に強い特徴があり、腸内に届くと糖から乳酸がつくられ腸内を酸性に整えます。人間の体は腸内に悪玉菌が増えると、腸壁から吸収された毒素が全身に運ばれてしまいます。結果さまざまな病気や不調が引き起こされますが、アシドフィルス菌は腸内環境を改善するため免疫力が強化されます。免疫システムに大きく働きかけるため、健康促進に役立つ乳酸菌といえます。腸内の悪玉菌が減ることで、腐敗物が原因となって生じる口臭も改善されます。胃潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌に対して強い殺菌作用があるので、胃炎や胃潰瘍の予防改善も期待できます。 |
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湯田牛乳 プロバイオティクス まろやかヨーグルト |
植物乳酸菌LB27 |
LB27はキムチから発見された乳酸菌で、免疫機能に影響を与える効能について知られています。実験では、植物乳酸菌LB27を12週間摂取したところ、分泌型免疫グロブリンAであるslgAが活性化されることが数値により確認されました。特にslgAが関わる粘膜免疫に対して作用することが示されました。ナチュラルキラー細胞といわれるNK細胞が活性化も明らかになっています。NK細胞はウイルス感染細胞やガン細胞を攻撃してくれる細胞で、人間の体に備わっている免疫機能に重要な役割を担うといわれています。ストレスの影響を受けるとNK細胞活性は下がる傾向がありますが、LB27の摂取で活性の低下を防ぐことが期待できます。 |
キムチの美山 イチオシキムチ |
SN13T株 |
SN13T株は植物由来の乳酸菌で、生きたまま腸に届いて免疫力を上げ、ピロリ菌の除菌にも効果的とされています。一般的な乳酸菌は胃酸に弱く生きて腸まで届きにくいとされていますが、SN13T株は胃酸に強く生きたまま腸に届きます。動物乳酸菌は動物の乳の中に存在している乳酸菌で、栄養バランスが良い環境で活動します。一方、植物の葉や果物の表面に存在している植物乳酸菌は生命力が強く、栄養バランスが悪い環境でも活発なのが特徴です。SN13T株は強い植物乳酸菌であり腸内で安定した働きをしてくれます。毒性を持つ大腸菌などの悪玉菌を減らし、腸内環境を改善することで免疫力が向上する効果が期待できます。 |
SN13T 植物乳酸菌ドリンクヨーグルト |
アルビン菌(BC-90株) |
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ラクトバチルスカゼイBC-90として知られる乳酸菌は、アルビン菌ともいわれます。アルビン菌の多糖体エキスと菌体成分は善玉菌のエサになり、摂取することでおなかの中はビフィズス菌などの善玉菌が増えます。悪玉菌の増殖が抑えられ善玉菌の働きが活発になることで、腸内環境は良くなり便秘改善に期待できます。善玉菌が増えると整腸作用があるだけでなく、免疫力が高まる効果も期待できます。免疫機能はもともと人間の体に備わっていて、外部の有害なダメージから体を守る働きをしますが、加齢やストレスなどにより免疫力は低下することがあります。アルビン菌を摂取して免疫力が高まると、風邪にかかりにくい体がつくられていきます。 |
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アルビン バイオサム |
K-2株 |
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K-2株は酒粕から分離した植物性乳酸菌です。花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を和らげる作用に注目されています。インフルエンザの症状を軽減する作用があることも動物試験で明らかになっています。マウスを用いた実験では、K-2を投与したところ免疫機能が向上することが示唆されました。K-2を摂取し免疫力が高まることで、風邪やインフルエンザにかかりにくい体がつくられる効果が期待できます。植物乳酸菌はほかの乳酸菌と比べて、胃酸に強く生きたまま腸に届く特徴があります。生命力が強く、栄養バランスが悪い環境でも活発に働きます。腸に届き長くとどまる特徴があるので、有用な働きで健康を促進します。 |
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植物乳酸菌LP28株 ペディオコッカス属ペントサセウス種LP28株 |
LP28株は龍眼という果物から分離した乳酸菌です。マウスを用いた実験では、体内脂肪の蓄積を抑え脂肪肝の改善に効果があることが示されました。LP28は植物由来の乳酸菌で、胃酸や胆汁酸に対してすぐれた耐性を持つことが分かっています。動物乳酸菌は胃酸に弱く生きたまま腸に届くことはありませんが、植物乳酸菌は強い特徴があるため生きて腸まで届きます。動物乳酸菌は栄養バランスが良い環境で活動する特徴があるのに対し、植物乳酸菌は栄養バランスが悪い環境でも活発に働きます。悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことによって腸内環境を改善し、有用な働きをすると知られています。免疫力の向上にもつながり健康促進効果が期待できます。 |
高原安瀬平乳業 LP28 植物乳酸菌ドリンクヨーグルト |